争いの火は小さく、火に油を注ぐ | 相続・遺言の手引書

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メールマガジン ちょっとまって! その相続・遺言

バックナンバー 第3号 2006/10/8

ちょっとまって! その相続・遺言 第3号

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目次
1. 争いの火は小さく
2. 火に油を注ぐ
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1. 争いの火は小さく

前号で、「争いをある程度は防ぐことができる」と書きました。その続きです。
考えてみてください。争いになる7割は「誰かが独り占めしている」ために起
こるのです。もし相続財産が凍結された銀行預金であればどうでしょう。どの
相続人も自由にすることができず、宙に浮いた財産の分割です。法定相続分で
我慢すれば、すぐにでも自分の物になる。独り占めしたければ争わなければな
らない。こうなれば、争わずに「渋々だが、法定相続程度の分割で手を打と
う」と考えて何ら不思議はありません。遺産が何であろうと「合意がないと事
由にできない物」では争いがおきにくいのです。

要は、「誰かに独り占めさせない」ことです。そのため積極的に銀行口座を凍
結するなどは、効果的な方法と言えます。

2. 火に油を注ぐ

同じ言葉も「誰が言うか」・「いつ聞くか」により、まったく違って聞こえま
す。相続のときはその繊細さが際立ちます。
遺産の話しをするにも不用意に切り出すと、まとまる物もまとまりません。
「誰が」切り出すのがよいかは、各家庭それぞれで一概にはいませんが、一般
的には「長男」「最年長者」「同居していた相続人」などが当てはまるでしょ
う。
「いつ」切り出すかは、なにか区切りとなる時が多いようです。四十九日や百
日の法要後などがひとつの目安となります。

それらを無視して、一方的に切り出すと痛い目にあうかもしれません。気心の
知れた間柄だからこそ、責める事にも気兼ねが要りません。他人なら許せるこ
とも、肉親であるが故に許せない場合もあります。
とはいえあまり躊躇ばかりしていると、一向に手続は進みません。

では、どうすれば・・・・   次号に続く


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では、また次号でお会いしましょう。

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発行者 行政書士 中司総一郎
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